野のゆり心の相談室

想い

生きづらさを感じる時、生活の中で困難や迷いを抱えた時、

みなさんはどのように乗り越えられているでしょうか。

ひとりで考えるだけでなく、

周りに話を聞いてくれる誰かがいるとすれば、

それはとても心強いことです。

しかし時には、第三者に話してみるのも良いかもしれません。

気兼ねなく思いを打ち明けながら対話を重ねて自分と向き合う中で、

気持ちが軽くなるだけではなく、

自分にとって本当に大切なものは何なのかということに

気づくきっかけを得たり、

この先への自己決定に結びつくこともあります。


野のゆり心の相談室では、

個別の心理療法のみではなく、

グループワーク心理教育など地域で求められる形を提供します。


現在は、訪問カウンセリング、生きづらさを抱えたわかものの居場所

心のケアに関わる人のためのグループ研究会を運営しています。

ひきこもりや生きづらさを抱えた方の家族相談

個人心理療法にも対応できるよう現在準備を進めているところです。


野のゆりとは

自然の中に咲くさまざまな花のイメージから名付けました。

どのような人にとっても安心して対話ができるようにとの思いを込めました。


主に、
青年期以上の方を対象としています。

道のり

どんな立場や境遇にある人でも

何らかの形で心と向き合うための機会は公平にあると良い・・・

長年の精神科臨床を通して感じてきたことでした。

精神的な病を抱えて病院を受診すると、治療の機会が得られます。

そして、そこには、信頼できる主治医と専門家スタッフがいて、

その人の生き方や病状について相談に乗り、助言をくれるでしょう。

一方で、私たちには治療や投薬の助けを借りるのとは異なる日常的な場面で、

自分や家族・周囲の人たちの心と向き合うことが求められる時があります。

病院臨床の中で、一人で辛さや迷いを抱え続けるのではなく、

信頼し安心できる第三者対話を重ね、

自らの心と向き合う機会を持つことの意義を感じるようになりました。

また、そのための心理援助や心理教育を得る機会は、

病気であってもなくても、お金があってもなくても、

できるだけ公平に得られる方が良いと考えるようになりました。

現在、野のゆり心理相談室は「相談室」という場を用意していません

また、スタッフは一人で運営をしています。

そのため、提供できる心理援助には限りがありますが、

相談者の方と共に臨機応変にお一人お一人に寄り添った対応を考え、

お役に立てるようになりたいと思っています。

詳細はこちら(Google site)

https://sites.google.com/view/yuri-kokoro/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0