朝陽が昇る草原と木々の風景。野に咲くちいさな花々にもそれぞれの命がある。

野のゆり心の相談室

*開室時間*

月曜・金曜 夜

木曜・土曜 終日

*お知らせ*

 2026年から対応日時が変わります。

   月曜 17:00〜21:00 

  火曜・金曜・土曜 10:00〜21:00

   *木曜は、知多市での相談のみになります。

野のゆり心の相談室:

名古屋市営地下鉄鶴舞線・名城線 八事駅から徒歩5分 

 ご相談の内容によっては、相談場所を変更させていただくことがあります。

   

想い

生きづらさを感じる時、

生活の中で困難や迷いを抱えた時、

みなさんは、どのように乗り越えられているでしょうか。

ひとりで考えるだけでなく、

周りに話を聞いてくれる誰かがいるとすれば、

それはとても心強いことです。

しかし時には、

第三者に話してみるのも良いかもしれません。

気兼ねなく思いを打ち明けながら対話を重ねて自分と向き合い、自らの心について知ることを通して、

気持ちが軽くなるだけではなく、

自分にとって本当に大切なものは何なのか

気づくきっかけを得たり、

この先の自己決定に結びつくこともあります。

野のゆり心の相談室では、

個別の心理療法のみではなく、

グループワーク心理教育など地域で求められる形を提供します。

現在は、

生きづらさを抱えた方のための個別心理療法、

家族相談および訪問心理療法を行っています。

そして、生きづらさを抱えた若者の居場所

50代以降で生きづらさを抱えた方たちのグループを

不定期に開催します。

その他にも、心のケアに関わる人のためのグループ研究会を運営しています。


野のゆりとは

自然の中に咲くさまざまな花のイメージから

名付けました。

どのような人にとっても

安心して対話ができるように・・・

との思いを込めました。

道のり

どんな立場や境遇にある人でも

心と向き合うための機会は公平にあると良い

長年の精神科臨床を通して感じてきたことでした。

精神的な病を抱えて病院を受診すると、

治療の機会が得られます。

そして、そこには信頼できる主治医と

専門家スタッフがいて、

病状について相談に乗って助言をくれるでしょう。

一方で、

私たちには治療や投薬の助けを借りるのとは

異なる日常的な場面で、

自分や家族・周囲の人たちの

心と向き合うことが求められる時があります。

病院臨床の中で、

一人で辛さや迷いを抱え続けるのではなく、

信頼し安心できる第三者対話を重ね、

自らの心と向き合う機会を持つことの意義を感じるようになりました。

また、

そのための心理援助や心理教育を得る機会は、

どのような人にも、

できるだけ公平に得られる方が良いと

考えるようになりました。

現在、野のゆり心の相談室は、

スタッフは一人で運営をしています。

そのため提供できる心理援助に限りがありますが、

生きづらさを抱えた方やそのご家族が

少しでも楽に生きられるよう、

丁寧に対話を重ね、

臨機応変にお一人お一人に寄り添った対応を考え、

お役に立てるようになりたいと思っています。

初版 2025年1月1日 

改訂 2025年月2025年11月15日 

野のゆり心の相談室 

服 部  恵 子